2009年 09月 12日
ポール・クロ島、再び |
9月の二週目、出発したパリは雨模様で肌寒かったが、イエールは快晴、半袖で十分である。
船で島に着き、遅い昼食をとって早速、山道を登ってみた。
僅かだったが、シーズン最後のセミが鳴いており、空には南下するツバメ類が滑空していた。
林道では海辺で見かけたヨーロッパフタオチョウが飛んでいた。羽の模様が美しく、鳥のように力強く帆翔する姿が印象的な種だ。
その一匹が僕の方に飛んで来る。立ち止まったら、蝶はパタッという音をさせて僕の帽子にとまった。塩分を含んだ汗が魅力なのだろう。
本当は先を急ぎたいところだったが、蝶が吸水を終るまで暫らくジッとしていた。
by t-kuwabara
| 2009-09-12 18:31
| 昆虫など