2012年 06月 05日
里帰り 2012年 |
今年は秋に里帰りを予定していたのだが、個展のお話があって急遽4~5月に変更した。
4月半ばに帰国、10日間ほど準備作業に明け暮れて、なんとか無事に個展を終了。その後は観察やらスケッチ会、個展の後始末などで二週間が過ぎ去ってしまった。
個展は原宿の積雲画廊で4月末に一週間ほどだった。沢山の方に来ていただき、感激の連続。みなさま、お忙しいところ、有難うございました。
個展の直前には偶然にもスケッチクロールが開催されており、松川久美さんにお願いして、東京版に参加させてもらった。残念ながら午後しか行けなかったが、喫茶店でのお話会を含めて楽しいひと時となった。
それとは別に、個展が終った後、ナチュラリスト系の絵描きを集めてスケッチ会をやろうと、小林絵里子さんと企画。場所は積雲画廊のお隣の明治神宮に決められた。ここはご存知の方も多いと思うが、オオタカも繁殖している自然度が高い場所である。
5月2日に約束の場に行くと、小林さん一人が居た。連休のど真ん中、天気予報も芳しくなく、おまけに誘った方々はフリーでやってるから仕事優先だ。最悪の場合、彼女と二人で・・・という暗いスタートかと思いきや、大柄の男性が登場。鳥類画家の箕輪義隆さんであった(実はオオタカの話は彼から聞いた)。
スケッチ会といっても、各人勝手に描いて後で集まるというアバウトさである。僕は南池に行ってみた。カイツブリが浮かんでるところを描いていたら、華やかなコバルトブルーのカワセミが登場。しばらくしたら二羽目が来て、鳴き交わしてディスプレー行動みたいな展開となった。
正午前に小雨となり、約束の食堂に集まり三人で昼飯。談話してるうちに本降りになってきた。
とは言え、フィールド派の我々はまた外へ描きに行く。
神社の庇で雨宿りしながら描いていたら、スケッチクロール関連で知り合った安部まゆこさんと武藤絵美さんが到着してご挨拶。後でゆっくりお話することにして、描き続けると何やら行列が見えた。結婚式のようで、僕なんかは見たことない立派な和服の新婦さんがいた。お化粧も綺麗、雨の中で輝くような美しさであった。
前日は画廊の搬出だったので、神宮の下見に来ていた。だから代々木公園側の芝生では虫が花に来るのは知ってたけれど如何せん、この雨では無理だろう。一応行ってみたのだが、やっぱりダメ。土砂降りでこれ以上続けるのはシンドいと休憩所に戻ったら、みな考える事は同じで四人ともお揃いだった。
しばらくの間、彩色作業やらオランダ人との国際交流やらしていたらお開きの時間だ。夕食会は一応予定されてたので小林さんにお伺いすれば、新橋にいい店があるとのこと。山手線ですぐなので暗くなる頃、その飲み屋さんに入った。
各地の地酒がリストアップされ、つまみ的料理が盛り沢山という僕にとって天国のような店。スケッチのがんもどきは何と自家製。ほかにもメフンや牛の筋肉ご飯など、美味しいもので満腹になった。また楽しい談話のおかげであっという間に時間が過ぎていったのであった。
by t-kuwabara
| 2012-06-05 16:52
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