2012年 12月 05日
リール市 |
リールは北仏の大都市だ。戦友の画家ドゥニ・クラヴルールが個展を開いていたので行ってみた。今までTGVで通過したとはあるが、訪れたのが今回が初めて。
いつもながらダイナミックで繊細な彼の水彩画を堪能したあと、街をまわってみた。古い建物とビルが程よく混在し、美しい町並だ。また、車の交通が制限されているので歩き易い。上のスケッチの「大広場」など、車道は狭くて、信号がないから歩行者が車を気にせずに歩いている。ルマンなどもそうだが、地方都市はこのような政策をとっているところが多いようだ。
夕方は通りを行く人々を描いたあと、簡素な夕食を食べて、列車の時間までカフェをゆっくり飲んでいた。そろそろ店仕舞いの時間らしく、ギャルソンが少しずつイスを片付けてはモップで床を拭いていた。
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by t-kuwabara
| 2012-12-05 06:19
| 旅行